
萬亀楼で食中毒
京都の有名な老舗レストラン萬亀楼(まんかめろう)で、3月22日午後に法事のために集まって食事をした32-68歳の男女6人が下痢や発熱の症状を訴えました。
京都市保健所によると、症状を訴えた人の中から4人がノロウイルスに感染していたことがわかりました。
この結果を受けて、従業員を検査したところ5人の従業員からノロウイルスを検出しました。
感染した全員が快方に向かっているとのことで、とりあえず一安心といった状況になっています。
ミシュランガイドでは、5年連続の二つ星の評価を得ているお店でおきた食中毒は、どこのお店にも感染がありうるという認識をもって再発防止に努めて頂きたいと思います。
お店の対応策として、手洗いの徹底や料理器具の消毒や従業員の検便の定期受診など、有効性のある対策を徹底して行う対策がとられました。
ノロウイルスと食中毒の季節の違い
夏になると食中毒の話題が持ち上がりますが、ノロウイルスは一年中感染リスクがあり特に冬場の感染が多いとされています。
手指や食品などを介して感染し、下痢や嘔吐や腹痛などを引き起こします。
子供や高齢者は、ノロウイルスに感染すると重篤な症状になる危険性が高いために注意が必要です。
ノロウイルスの食中毒の原因と予防方法
ノロウイルスの食中毒を防ぐためには、加熱・手洗い・消毒を徹底することが重要です。
感染者は、ノロウイルスの症状に全く気づかない人もいるため感染をさらに広げてしまっている状況になります。
ノロウイルスの食中毒を広げてしまう大きな原因は、感染した人に症状がない人もいるので感染者かもしれないという意識を持たないことが要因なのではないかと思います。
ウイルスが目に見えない分、衛生面の徹底管理をしておく必要があります。
その為、間違った認識をしていないか各個人でも取扱いなど改めて確認する必要があります。
簡単に、予防と管理をまとめてみました。
ノロウイルスの消毒には、必ず塩素系漂白剤を使用すること。
アルコールでは全く効果がありません。
熱湯に入れて調理道具などを熱湯消毒することも効果があります。
こまめに手洗いや消毒することで、しっかりとした衛生管理を維持できるようになります。
おわりに
これから夏に入ります!
体の調子には、気をつけましょう。