
巨大すぎる「ニオウシメジ」
皆さん、「ニオウシメジ」ってご存知ですか?
今まで沖縄や宮崎で発見されたことがあり、あまりの大きさから
度たびニュースになることも!
そのシメジとは思えない巨大すぎるキノコ、実は食べる事ができるんです!
今回はそんな不思議なキノコ、ニオウシメジについて紹介します!
ニオウシメジって?
出典:http://www.hedara.com/kinoko/nioshimeji/nioshimeji.htm
写真で分かるとおり、異常な大きさですね!
このあまりの大きさから、「おばけキノコ」ともよばれているそうです。
また日本では「仁王占地」と書かれます。
“仁王立ち”と同じ漢字ですね、確かに、大きなシメジが仁王立ちしているかのような
圧迫感があります…!
ニオウシメジは、キシメジ科、ニオウシメジ属で、確かにシメジの仲間。
食べる事ができます。
生息地はアジア・アフリカの熱帯ですが、日本で初めて発見されたのは
最近の事で、何らかの原因で日本に渡来してきたと言われており、
地球温暖化の影響で徐々に北上しているとも言われています。
美味しい?
気になるお味は、見た目に反してクセもなく、淡白な味わいなんだとか!
食感がエリンギに似ている、やや粉っぽいという声も。
また、ニオウシメジは栄養価も高く、低カロリーです!
多くのビタミンを含んでおり健康食品です。
収穫後の正味期限は冷蔵庫に入れて約1週間。
また、生では食べないようにしましょう!
ニオウシメジの見分け方
大まかには、
①子実体(キノコ)が1本で孤立発生せずに、群状発生していること。
②傘と柄が同色の象牙色であること。
③傘は小さいときは、まんじゅう形、のちに平らに開き、さらに中央部がややくぼむこと。
④傘はそり上がらずに、傘の縁部が内側に巻いていることなどです。
見つけたキノコがニオウシメジなのかどうか見きわめることを同定といいます。
シロウトが同定することは危険を伴いますので、専門職員のいる林業試験場に問い合わせてください。
電話0980-52-2091 林産開発室まで出典:http://www.pref.okinawa.jp/linmu/megumi/tokuyou/u-maku/4kouji/4kouji.htm
キノコの中には毒を持つ危険な種類もあります。
採取し、食す場合には専門家に問い合わせるなどして、十分注意しましょう!