
ビルマ汁とは?
栃木県益子町で一般的に飲まれているという「ビルマ汁」をご存知ですか?
栃木県の特産品といえば、いちご・かんぴょう・ゆばですが、それらは関係ない、野菜のスープなのです。
益子町のローカルフードとして人気を集めているようです。
そもそも、ビルマ汁とはどんなスープなのでしょうか?
その歴史は、1945年の終戦の年まで遡り、
太平洋戦争でビルマ(現ミャンマー)に出征した兵士が、そこで食べたスープが忘れられず帰国後、
手に入るもので再現したのが始まりと言われます。
真っ赤に熟したトマト、なす、インゲン、じゃがいも、にんじん等を和風だしで煮込み、
唐辛子で辛みを出し、カレー粉で風味をつけたスープです。
出典 栃木のうんまいもの食べ歩き https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/tochiuma/2013/08/14/9063.html
もともと ビルマ(現ミャンマー)で食べられていたスープで、益子町に戻ってきた兵士が同じものを再現しようとしたもの、ということです。
写真を見ると、野菜がごろごろ入ったスープのようです。
今回は、このビルマ汁についてご紹介します。
本場のビルマ汁を味わいたい!
栃木県益子町の近くに行ったらビルマ汁を食べたいですよね。お店によって、味が異なるようですが、
・野菜がごろごろ入っている
・トマトがふんだんに使われている
・カレースープ
という共通点があるようです。
ビルマ汁は、夏野菜をたくさん使っているので、食べられる期間は7~9月のようです。
本場の味を味わるなら、益子町にある「益古時計」というお店がおすすめです。
野菜は大きめにカットされていて、じゃがいもは切らずに丸々1つ入っていました。
素材の良さが生かされ、食べるスープという感じでお腹も大満足でした。
元祖を忠実に再現しているビルマ汁とのことで、酸味と辛みのバランスがとれ、夏の暑い時期でも食欲をそそるスープでした。
出典 栃木のうんまいもん食べ歩き https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/tochiuma/2013/08/14/9063.html
元祖の味が食べられるお店なので、食べるなら是非益古時計を訪ねてみてください。
カフェなので、食後に美味しいコーヒーを飲むのもいいかもしれません。
※益古時計さんは、土日のみビルマ汁を出しています。
レシピをご紹介!
益子町まで行かなくても、簡単に作れるのがビルマ汁です!
簡単に美味しく作るレシピは楽天レシピさんが紹介していますが、簡単に作る作り方をご紹介します。
<材料>
・豚バラ肉 ・・・ 100g
・トマト ・・・ 3個
・野菜(ナス、ズッキーニ、ニンジン、タマネギ、ほうれん草)・・・ 適量
・ジャガイモ ・・・ 3個
・カレールー、塩コショウ、和風出汁、唐辛子 ・・・ 適量
ポイント:野菜がたっぷり入っているとビルマ汁っぽくなるので、夏野菜をたくさん入れましょう。味のベースはカレーなので、カレーに合うものなら美味しくなります
<作り方>
①豚バラ肉を炒める
②トマト以外の野菜を入れ、炒める。ナスにはごま油を吸わせると美味しくなります
③炒め終わったのち、水を入れ煮る
④沸騰したらトマトを投入する
⑤カレールーで味付けをする。入れすぎるとカレーになってしまうので気を付けましょう
⑥唐辛子やコショウなどでピリ辛に味付ければ完成!
たったこれだけで、簡単に作ることができます。
夏バテ対策にもなる美味しいビルマ汁を是非食べてみてください。